中枢神経系の活動を高める要因は?

中枢神経系(CNS)を活性化させる主な要因

刺激薬(スタミュラント)

カフェイン、ニコチン、コカインなどは、ドーパミンやノルエピネフリンの再取り込みを阻害し、シナプス中の濃度を上昇させます。その結果、神経細胞の電気活動が高まります。

幻覚剤

LSD、シロシビン、メスカリンなどは特定の受容体に結合・活性化し、知覚・感情・認知に変化をもたらすと同時に CNS の活動も増加させます。

ストレス

ストレス時に分泌されるコルチゾールやアドレナリンは心拍数・血圧・呼吸を促進し、脳内の興奮性も高めます。

甲状腺機能亢進症

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、心拍数上昇・多汗・体重減少に加え、CNS の活動も亢進します。

脳損傷

軽度外傷性脳損傷(脳震盪)や外傷性脳損傷は、神経細胞の損傷や血流変化により一時的に CNS の活動を増大させることがあります。

活動を抑制する要因(対照)

アルコール、バルビツール酸系薬、ベンゾジアゼピン系薬などの抑制剤は、GABA やグリシンなどの抑制性神経伝達物質の作用を増強し、シナプスの電気活動を低下させます。その結果、眠気や鎮静、場合によっては意識消失が起こります。

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