コレステロール治療法
米国心臓協会によると、コレステロールはLDL(悪玉)とHDL(善玉)の2種類があります。LDLは血中濃度が上がると血圧上昇や心疾患のリスクを高めるため「悪玉コレステロール」と呼ばれます。一方、HDLは血中の余分なコレステロールを肝臓に運び戻す働きがあり、心臓を保護します。コレステロール治療の目的は、LDLを下げてHDLを上げることです。
治療的生活習慣の変更
生活習慣の改善は、LDLコレステロールを下げる最も効果的な方法です(メイヨークリニック)。以下のポイントを実践しましょう。
体重を減らす:5〜10ポンド(約2〜4kg)でもLDL低下に効果があります。
バランスの良い食事:ファストフードはコレステロールが多く、例としてバーガーキングのトリプルワッパーは205mg、ウェンディーズのベーコンエーターは235mgです。
定期的な運動:週に150分以上の有酸素運動を目指しましょう。
禁煙:喫煙はLDLを上昇させるため、禁煙が重要です。
治療と薬剤
生活習慣の改善だけでLDLが下がらない場合、医師はコレステロール低下薬を処方します。スタチン系薬剤が最も一般的で、肝臓でのコレステロール合成を抑制し、血中のLDLを減少させます。主なスタチン薬は以下の通りです。
リピトール(アトルバスタチン)
レスコル(ロスバスタチン)
アルトプレブ(プラバスタチン)
メバコール(シンバスタチン)
プラバコール(プラバスタチン)
クレストール(ロスバスタチン)
ゾコール(シムバスタチン)
食事性コレステロールの制限
治療方針に関わらず、1日のコレステロール摂取は300mg以下に抑えることが推奨されます。心疾患の既往がある場合は200mg未満が目安です。特にコレステロールが多い食品は以下です。
レバーや腎臓などの臓物
全乳製品(全脂牛乳、チーズ)
卵黄
これらは控えめに、もしくは適量に留めるよう心掛けましょう。
適度なアルコール摂取
適量のアルコールはHDLを上げる可能性がありますが、必ずしも飲酒を推奨するほどのエビデンスはありません。メイヨークリニックは以下を目安としています。
- 女性:1日1杯まで
- 男性:1日2杯まで
飲酒は健康リスクも伴うため、普段飲まない方が急に始めるのは避けてください。
