トリグリセリド(中性脂肪)を減らすための実践ガイド
トリグリセリドは、食事から摂取した脂肪や体内に蓄えた脂肪が血液中に放出されたものです。細胞の構成やエネルギー源として必要ですが、血中で分解されにくく、濃度が上がりすぎると動脈に沈着し、心血管疾患のリスクが高まります。目安は150 mg/dL未満で、これを超える場合は減少に向けた対策が必要です。
必要なもの
- 医師による身体検査
- トリグリセリド測定の血液検査
- 家族歴の把握
- 体格指数(BMI)の確認
具体的な対策ステップ
-
体重を減らす
体脂肪はトリグリセリドの供給源です。過度な食事制限よりも、摂取カロリーを抑えて消費カロリーを上回るように心がけ、健康的なBMIを維持しましょう。
-
定期的に運動する
筋肉は余剰のトリグリセリドをエネルギーとして利用します。米国心臓協会は、1日最低30分の運動を推奨しています。初心者はウォーキングから始めると良いでしょう。
-
食事内容を見直す
中性脂肪は飽和脂肪酸や過剰な炭水化物からも摂取されます。総エネルギーの25〜30%を脂肪で摂ることを目安にし、できるだけ一価不飽和脂肪(オリーブオイル、キャノーラ油、ナッツ、アボカドなど)を選びましょう。全脂乳製品や脂肪の多い肉は控えめにし、精製された糖質やでんぷん質の摂取も減らすことが重要です。
-
アルコール摂取を制限する
アルコールはトリグリセリド合成を促進し、余分なカロリーでもあります。米国心臓協会によると、少量でも血中中性脂肪に影響を与えるため、飲酒は控えめにしましょう。
-
喫煙をやめ、受動喫煙を避ける
タバコはトリグリセリドを上昇させるだけでなく、肺機能低下により運動がしにくくなり、体重管理を妨げます。
-
医療機関で詳しい評価を受ける
糖尿病などの基礎疾患や、ステロイド・経口避妊薬の使用がトリグリセリドを上げることがあります。生活改善だけで改善しない場合は、医師と相談し薬物療法の可能性も検討してください。
