シンバスタチン錠とは

シンバスタチン錠は、医師がコレステロール値を下げる目的で処方する薬です。コレステロール管理は心疾患リスクを低減するために重要です。服用に合わせて食事や運動の指導が行われます。

製剤情報

  • ジエット(Zocor)の一般名。
  • スタチン系薬剤に属します。
  • 通常錠と口腔崩壊錠(舌の上で溶ける)があります。
  • 用量は5 mg、10 mg、20 mg、40 mg、80 mgの5種類。

作用機序

肝臓の酵素活性を抑制し、コレステロール合成を阻害します。その結果、LDL(悪玉)コレステロールが低下し、HDL(善玉)コレステロールが相対的に増加します。これにより冠動脈疾患のリスクが大幅に減少します。

服用方法と効果発現までの目安

  • 通常は就寝前の夜間に1回服用します。
  • 胃部不快感がある場合は少量の食事と一緒に服用しても構いません。
  • 血中コレステロールは服用開始後約1か月で変化が確認できるため、医師は少なくとも1か月は再測定を行いません。

副作用と注意点

  • 胃部不快感、下痢、吐き気、嘔吐、筋肉痛などが報告されています。
  • 肝機能検査で異常が出ることがあります。
  • 稀に肝障害や横紋筋融解症(筋肉の壊死)が起こることがあるため、筋肉痛や倦怠感が続く場合は速やかに医師へ相談してください。

禁忌・警告

  • 妊娠中または妊娠を希望している女性は服用しないでください。胎児の正常な発育にはコレステロールが必要です。
  • 妊娠可能年齢の女性には、医師が慎重に処方を判断します。