コレステロール測定とは何ですか?
概要
コレステロールは、体内のすべての細胞の外層を構成するワックス状の物質で、血液中にも存在します。体内で合成されるほか、食事からも摂取します。過剰なコレステロールは疾患リスクを高めるため、血中のコレステロール量を測定する検査が行われます。
測定項目
コレステロール測定は、血中のさまざまなタイプのコレステロール濃度を測ります。結果は血液1デシリットルあたりのミリグラム(mg/dL)で示されます。
検査の種類
基本的な検査は総コレステロールのみを測定します。詳細な脂質プロファイルでは、総コレステロールに加えて、低密度リポタンパク質(LDL、いわゆる悪玉コレステロール)、高密度リポタンパク質(HDL、善玉コレステロール)および中性脂肪(トリグリセリド)の値も測定します。
測定方法
指先から数滴の血液を採取する指尖採血と、静脈からの採血の2種類があります。どちらも同様の項目を測定できます。
結果が出るまでの時間
指尖採血の場合は数分で結果が得られます。静脈採血は検査機関で分析する必要があるため、数日かかることがあります。
検査前の注意点
測定の精度を高めるため、検査前は12時間以上の絶食(固形・液体ともに)を行うことが推奨されます。
臨床的意義
総コレステロール、LDL、HDLの数値は心血管疾患リスクの指標です。総コレステロールやLDLが高いとリスクが上昇し、HDLが高いとリスクが低減します。
