Zocor(シムバスタチン)の副作用と注意点

概要

Zocor(シムバスタチン)はコレステロール低下薬で、スタチン系に属します。肝臓のコレステロール合成に必要な酵素を阻害し、血中LDLコレステロールを減少させます。心血管疾患や脳卒中のリスク低減に有効ですが、使用者の約1〜2%に重篤な副作用が報告されています。

適応と使用上の注意

食事・運動でコレステロールが下がらない、極端に高いLDLコレステロールを持つ患者に処方されます。肝機能障害のある人や大量のアルコールを摂取している人は使用を控えるべきです。また、妊娠中・授乳中、妊娠の可能性がある女性にも禁忌です。

副作用の種類

主な副作用は以下の通りです。

  • 筋肉障害(ミオパチー):筋力低下や疼痛、倦怠感が数日〜数か月で現れることがあります。
  • 横紋筋融解症(ラブドミオリシス):筋肉が崩壊しミオグロビンが血中に放出され、腎臓に障害を与える重篤な状態です。暗色尿、発熱、インフルエンザ様症状が出たら直ちに使用中止し医師に相談してください。

薬物相互作用

Zocorは他の薬剤と相互作用しやすく、特に以下の薬剤との併用は注意が必要です。

  • 抗凝固薬:出血リスク増大または凝固時間延長。
  • 他の脂質低下薬、抗生物質、抗真菌薬、免疫抑制剤、カルシウム拮抗薬、ナイアシン(ビタミンB3)など。

これらの併用は筋肉分解リスクを高めます。

一般的な副作用

頭痛、吐き気、下痢、腹痛、筋肉痛、肝酵素上昇が最も頻繁に報告されます。その他、めまい、不眠、うつ、記憶障害、皮膚発疹、視力障害などもまれに起こります。アレルギー反応が出た場合は直ちに医師に連絡してください。

参考情報

詳しい副作用リストや対処法は医療機関や厚生労働省のサイトをご参照ください。

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