コレステロールを下げる薬の一覧

高コレステロールは現在も多くの人々にとって深刻な健康問題です。米国保健福祉省によれば、約6500万人が高コレステロールと診断されています。食事や運動で予防できるケースもありますが、薬物療法が唯一の選択肢となることもあります。適切な薬は医師と相談のうえ選びましょう。

コレステロール吸収阻害薬

腸でのコレステロール吸収を抑制し、LDL(悪玉コレステロール)を約18〜20%低下させます。代表的な薬はエゼチミブ(商品名:Zetia)です。副作用として下痢、吐き気、副鼻腔炎、関節痛が報告されています。スタチンと併用すると特に効果的です。

フィブラート系薬剤

HDL(善玉コレステロール)を増加させ、トリグリセリド(中性脂肪)を減少させます。主な薬はフェノフィブラート、ゲムフィブロジル(商品名:Lopid、Tricor)です。肝臓や腎臓に疾患がある患者は使用を避けるべきです。嘔吐、胆石、筋肉障害などの副作用があります。スタチンと併用されることが多いです。

胆汁酸樹脂

LDLコレステロールを10〜20%低下させ、スタチンと組み合わせると最大40%の低下が期待できます。腸内で胆汁酸に結合し、便とともに排泄させる仕組みです。膨満感、吐き気、ガスなどの消化器症状が起こりやすいですが、比較的安全です。胆道閉塞の既往がある人は使用を控えてください。

スタチン

動脈壁のプラーク形成を抑制し、体内でのコレステロール合成を減少させます。その結果、心筋梗塞、脳卒中、冠動脈疾患のリスクが低減します。代表的な薬はリピトール(商品名:Lipitor)とクレストロ(商品名:Crestor)です。妊娠中・授乳中、肝疾患、腎不全の患者は使用しないでください。

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