プラバスタチンとリピトール(アトルバスタチン)の比較

プラバスタチンとリピトール(アトルバスタチン)は、血中コレステロールを下げ、脳卒中や心筋梗塞などの重大な疾患を予防するために処方されるスタチン系薬です。作用は似ていますが、製造元や使用上の注意点に違いがあります。

製品概要

リピトールはファイザー社が製造し、一般名はアトルバスタチンカルシウムです。一方、プラバスタチンはブリストル・マイヤーズ・スクイブ社が製造し、一般名はプラバスタチンナトリウム(商品名プラバコール)です。どちらも肝臓でのコレステロール合成を抑制するスタチンです。

作用機序

スタチンは肝臓に存在するHMG‑CoA還元酵素を阻害し、コレステロールの生成を減少させます。そのため、肝機能に影響を与えることがありますが、重篤な副作用は稀です。

主な違い

  • プラバスタチンは遺伝性高コレステロール血症の小児にも使用可能です。
  • 薬物相互作用に差があります。リピトールは経口避妊薬やプロテアーゼ阻害薬と併用すると注意が必要ですが、プラバスタチンはこれらとの相互作用が報告されていません。
  • どちらも抗生物質や抗真菌薬との併用は慎重に行う必要があります。

用量

開始用量は10 mgが一般的で、必要に応じて最大80 mgまで増量します。個々の患者の血中脂質値や副作用の有無に応じて調整します。

ジェネリック医薬品

リピトールは現在も特許で保護されており、ファイザー社のみが製造しています。一方、プラバスタチンは複数のメーカーからジェネリック医薬品が提供されており、薬局や保険の条件によっては低価格で入手可能です。

以上の点を踏まえて、医師と相談しながら適切なスタチンを選択してください。

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