コレステロールとLDLコレステロールの違い

歴史

コレステロールは1770年に初めて単離されましたが、組成に関する本格的な研究は1903年頃に始まりました。1930年代初頭にはX線解析によりコレステロール分子の正しい構造が明らかになり、1951年に米国の化学者ロバート・B・ウッドワードが簡単な化合物からコレステロールを合成しました。

種類

HDL(高密度リポタンパク)コレステロールは「善玉」と呼ばれ、動脈壁にコレステロールがたまるのを防ぎます。一方、LDL(低密度リポタンパク)コレステロールは「悪玉」と呼ばれ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。

影響

血中のLDLコレステロールが過剰になると、動脈壁に蓄積し、血管が狭くなります。その結果、心臓への血流が減少または遮断され、胸痛や最悪の場合は心筋梗塞を引き起こします。

予防・対策

HDLを高く保ち、LDLを下げるためには、禁煙、飽和脂肪酸とコレステロールの少ないバランスの取れた食事、そして1日30〜60分の適度な運動が有効です。また、定期的に医師の診察を受けて血中脂質をチェックしましょう。

留意点

家族性高コレステロール血症など遺伝性の疾患によりLDLが高くなると、若年で心筋梗塞を起こすリスクがあります。このような場合は専門医の診断と治療が必要です。

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