コレステロール治療のためのガイドライン

コレステロールは体内で自然に生成される脂質で、ホルモンや細胞膜の構成に重要です。しかし過剰になると動脈壁にプラークが蓄積し、心筋梗塞などのリスクが高まります。以下のガイドラインは、コレステロール値を適正に保つための生活習慣のポイントをまとめたものです。

食事

  • 飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、コレステロールを多く含む食品は控えめにします。具体例として、赤身肉や脂の多い肉、揚げ物、全脂乳製品、黄身付き卵、皮付きの鶏肉、甲殻類などがあります。
  • 植物性食品を中心に摂取しましょう。全粒穀物、ナッツ、種子、果物、野菜はおすすめです。

運動

  • 定期的な有酸素運動は血圧低下、糖尿病リスク軽減、循環改善、心肺機能向上に寄与します。アメリカ運動協議会は「週7日、できるだけ毎日身体を動かす」ことを推奨しています。
  • ジョギング、ウォーキング、サイクリング、水泳などを、1回30分以上、やや息が上がり汗が出る程度の中強度で行いましょう。

体重管理

  • 過体重や肥満はコレステロール上昇リスクを高めます。摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識し、適正体重を維持してください。

喫煙

  • 善玉コレステロール(HDL)を高めるために、喫煙は控えるか禁煙しましょう。

アルコール

  • 過度な飲酒は肝臓障害や脳卒中・高血圧・がんリスクを増大させます。飲む場合は1日1〜2杯程度に抑えるとHDL上昇に役立ちますが、飲酒習慣がない人が始める必要はありません。

オメガ3脂肪酸

  • 体内で合成できない必須脂肪酸であるオメガ3は、サーモン、マグロ、ニシン、サバなどの青魚に豊富に含まれます。これらの摂取は心血管の健康維持に有益です。

コレステロール - 関連記事