慢性気管支炎の急性増悪:兆候と症状
慢性気管支炎は日常生活に支障をきたすことがありますが、急性増悪(AECB)が起こると症状が突然悪化します。気道がさらに狭くなり、粘液の産生が増えて呼吸が困難になるほか、さまざまな全身症状が現れます。以下に、急性増悪の代表的なサインと対処法をまとめました。
呼吸困難
肺の気道が炎症で狭くなるため、普段から息苦しさを感じることがありますが、増悪時はさらに呼吸がしにくくなります。息切れや深く息を吸えない感覚が続く場合は、急性増悪の可能性があります。
咳
咳が持続的になったり、痛みを伴う、止められない場合は、刺激物や感染が原因で増悪していることがあります。こうした咳が出たら、早めに医師の診察を受けましょう。
痰(たん)
痰の量が増え、粘度が高くなる、黄色や緑色になる、または血が混じる場合は、体が何らかの異常を訴えているサインです。血痰が出た場合は、直ちに医療機関を受診してください。
倦怠感・体力低下
呼吸困難がなくても、全身の倦怠感や筋力低下を感じることがあります。これは気道が狭くなり酸素供給が減少するために起こります。
発熱
体が冷える、熱が出るといった症状は、感染や炎症が進行しているサインです。放置すると肺炎などの重篤な状態になる恐れがあります。発熱が続く場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
上記の症状が現れたら、できるだけ早く医療機関を受診してください。適切に治療しないと、肺炎や他の重篤な疾患に進行する可能性があります。
