咳止め薬の副作用と注意点
咳止め薬(鎮咳薬)は、脳の咳中枢に働きかけて咳を抑える薬です。主に痰が出ない乾いた咳や、睡眠や安静を妨げる咳に用いられます。鎮咳薬には、麻薬性と非麻薬性の2種類があります。麻薬性鎮咳薬はコデイン、ジヒドロコデイン、ヒドロコドン、ヒドロモルフォンなどを含み、脳の中枢神経を抑制して咳を減らします。代表的な製品はロビタシンACやノバヒスティンDHです。一方、非麻薬性鎮咳薬にはデキストロメトルファンやベンゾナートがあります。
副作用
- めまい、頭痛、眠気、気分変動、吐き気、嘔吐、便秘、腹痛、排尿困難など。
重篤な副作用
- 呼吸困難や嚥下困難、心拍数の急激な増加・不整脈、発疹・かゆみ・じんま疹、視覚障害、痙攣などは直ちに医師に連絡してください。乳児では授乳困難、過度の眠気、脱力、呼吸困難が見られることがあります。
過剰摂取の兆候
- 呼吸困難、過度の眠気、意識消失、筋緊張低下、冷たく湿った皮膚、失神、めまい、心拍数の低下などが現れた場合は緊急医療が必要です。
使用上の注意
- 薬剤に対するアレルギーや他の服用中の薬(抗ヒスタミン薬、鎮静剤、MAO阻害薬など)を医師に必ず伝えてください。
役立つ情報
- 鎮咳薬は眠気を引き起こすことがあるため、運転や機械操作など注意が必要な作業は避けましょう。アルコールは副作用を増強する可能性があります。便秘が起きた場合は食事改善や医師に相談してください。起床時はゆっくり体位を変えてめまいを防止しましょう。
