喉の感染症と抗生物質の適切な使用法
喉の痛みは呼吸や飲食のたびに不快感を伴い、時には嚥下すら困難になることがあります。ウイルス、細菌、汚染物質、アレルギー、喫煙などが原因で喉が炎症を起こします。細菌感染が原因の場合、抗生物質の使用が適切です。
診断
扁桃炎や連鎖球菌性咽頭炎(いわゆるストレプト喉)は最も一般的な喉の感染症です。主な症状は頭痛、発熱、喉の痛み、赤く腫れた扁桃、嚥下時の痛み、扁桃や喉に白い斑点、顎や喉のリンパ節の腫脹です。子どもでは嘔吐や腹痛を伴うことがあります。
種類
抗生物質は細菌を抑制または殺菌する薬です。扁桃炎やストレプト喉の治療に最もよく用いられるのはペニシリンとエリスロマイシンです。医師が溶血性連鎖球菌など、これらの薬に感受性のある細菌を疑う場合に処方されます。
治療
医師は通常、安静、十分な水分摂取、鎮痛剤(市販)と併せて抗生物質の服用を指示します。7日間または10日間の処方であっても、必ず全ての薬を飲み切ることが重要です。途中で服用をやめると感染が再燃し、再発のリスクが高まります。症状が繰り返す場合は、扁桃摘出手術が検討されることもあります。
相互作用
エリスロマイシンはロバスタチンと併用すると筋肉障害や腎機能障害を引き起こす可能性があります。他の薬剤との併用は効果に影響を与えることがあるため、服用中の薬は必ず医師に伝えてください。
ペニシリンはセフェム系抗生物質にアレルギーがある人に重篤なアレルギー反応を起こすことがあります。また、経口避妊薬の効果を低下させるため、併用中は別の避妊法を検討する必要があります。
注意点
エピグロティティスは稀ながら生命を脅かす喉の感染症です。喉頭の一部が腫れ、気道が閉塞する危険があります。症状としてはよだれが止まらない、声がこもる、嚥下時の激しい痛み、呼吸困難があります。緊急の医療処置が必要で、入院して抗生物質治療が行われます。
