副鼻腔に真菌感染があるかもしれませんか?
米国では毎年3,500万人以上が副鼻腔炎に罹患しています。副鼻腔炎は細菌性、ウイルス性、真菌性の3種類に分けられますが、真菌性副鼻腔炎は稀で見落とされがちです。
症状
- 持続的な喉の痛み
- 繰り返す発熱
- 吐き気、寒気、倦怠感などの全身症状
原因・リスク要因
真菌性副鼻腔炎は、湿度が高くカビが繁殖しやすい環境に長時間曝露されることで発症します。鼻や口から吸い込むほか、真菌に触れた手で鼻を触ることでも感染します。
診断
最も確実な診断は、副鼻腔のX線検査(CTやMRI)で真菌の存在を確認することです。
予防
環境要因が主な原因なので、以下の対策が有効です。
- 住宅内外のカビやカビ臭の除去(浴室、キッチンシンク、床など)
- 室内湿度を40%前後に保つ
- 1日8オンスの水を6杯程度摂取し、十分な水分を保つ
(参考:副鼻腔専門医 Dr. Wellington S. Tichenor)
合併症
真菌性副鼻腔炎が放置されると、喉のカンジダ症(口腔・咽頭カンジダ)や全身への真菌拡散が起こり、入院や最悪の場合死亡に至ることがあります。ただし、重篤化はまれです。
