擬似エフェドリン(疑似フェドリン)の副作用とは
一般的な副作用
擬似エフェドリンの最も一般的な副作用は軽度で、使用中止につながることは稀です。他の風邪薬と異なり、眠気は起こりませんが、刺激作用があるため、神経過敏な人は不安感や落ち着かなさ、睡眠障害を感じることがあります。
その他の副作用
以下のような不快な症状も報告されていますが、致命的ではありません。
- めまい、頭痛、震え、脱力感などの神経系症状
- 排尿時の痛みや困難感
- 食欲不振、吐き気、嘔吐、口の渇きなどの胃腸症状
- 過度な発汗や皮膚の蒼白
薬物相互作用
擬似エフェドリンは他の薬と併用すると予期せぬ副作用を引き起こすことがあります。例えば、抗菌薬のフラゾリドンや降圧薬のグアネチジン、メチルドパは血圧を上昇させます。また、制酸剤の重炭酸ナトリウムは血中濃度を高め、重篤な副作用リスクを増大させます。さらに、MAOI系抗うつ薬と併用すると激しい頭痛や心拍数・血圧の危険な上昇が起こります。
重大なリスク
まれに、以下のような深刻な合併症が生じることがあります。
- けいれんや幻覚
- 不整脈や急激な血圧低下といった心血管系の重篤な症状
- 呼吸困難や過呼吸などの呼吸器系の問題
使用上の留意点
妊娠中の使用は推奨されません。3か月未満の乳児は医師の指示がない限り使用すべきではありません。65歳以上の高齢者は神経過敏や不安感が出やすく注意が必要です。また、甲状腺機能亢進症、糖尿病、心血管疾患、高血圧、緑内障、前立腺肥大の既往がある方は、必ず医師に相談した上で使用してください。
