副鼻腔の鼻づまり(鼻炎)の治療法とは
鼻づまりを洗い流す
鼻腔の渋滞を最も直接的に解消する方法は、洗浄です。古くからインドの伝統医学で用いられている「ネティポット」は、ぬるま湯に生理食塩水を溶かし、鼻腔に通すことで粘液を押し出します。ポットの先端を片方の鼻孔に差し込み、頭をやや後ろに傾けてゆっくりと水を流します。口で呼吸しながら、粘液が反対側の鼻孔から排出されるのを感じてください。数回鼻をかんで残りの粘液を除去し、反対側の鼻孔でも同様に行います。
食事・ハーブ・生活習慣の工夫
辛い料理(カイエンペッパー、ホースラディッシュ、ホットソース、酸辣湯など)は、一時的に鼻腔を広げる効果があります。ただし、化学調味料やアレルギーの原因となる食材は避けましょう。ユーカリ油やメンソールは蒸気吸入で鼻通りを改善します。喫煙や塩素水、屋外の大気汚染、花粉、カビ、ダニなどの刺激物を減らすことも、慢性的な鼻づまりの予防につながります。
医薬品での対処法
市販の薬としては、痛み止め(イブプロフェン、アスピリン)や経口去痰薬(プソイドエフェドリン)・抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン)があります。去痰剤グアイフェネシンは鼻だけでなく喉や耳の粘液も除去します。点鼻スプレー(アフロメトラゾール、フェニレフリンなど)は数日以上の連用は避け、症状が重い場合は医師に相談し、ステロイド点鼻薬や抗生物質(アモキシシリン)を処方してもらうことがあります。重度の炎症や慢性鼻炎では、外科的手術が検討されることもあります。
