子どものインフルエンザB

子どもはインフルエンザA・B・Cの3タイプにかかりやすいですが、特にインフルエンザBは感染力が強く、急な発症と激しい症状が特徴です。症状は通常1週間程度続き、6か月から2歳までの幼児は重篤化しやすいため、注意が必要です。

症状

  • 高熱(摂氏38.5〜41度)
  • 悪心・嘔吐
  • 筋肉痛・関節痛
  • 発汗・寒気
  • 頭痛・めまい
  • 食欲不振
  • 喉・鼻・肺の炎症による呼吸器症状

感染拡大の防止策

インフルエンザBは主に学童期の集団生活で広がります。症状が出るまでに最大1週間の潜伏期間があるため、感染源が特定しにくいことがあります。咳やくしゃみをする際はマスクやティッシュで口鼻を覆い、手洗いを徹底しましょう。

リー症候群への注意

インフルエンザBから回復中にアスピリンを使用すると、稀に致死性のリー症候群を発症することがあります。1980年代以降、米国保健福祉長官は「インフルエンザ症状の子どもにアスピリンは絶対禁忌」と警告しています。解熱にはアセトアミノフェン等を使用してください。

インフルエンザワクチン

ワクチン接種については意見が分かれます。米小児科学会は5歳未満への接種を推奨しませんが、米疾病管理予防センターは生後6か月以降の子どもは接種すべきとしています。最終的な判断は保護者と医師が相談の上で行うべきです。

入院の必要性

インフルエンザBと診断されたからといって必ず入院が必要というわけではありませんが、症状が悪化したり二次感染(肺炎)を合併した場合は入院が検討されます。家庭での対策としては、十分な水分補給と安静、適切な解熱鎮痛薬の使用が基本です。米食品医薬品局は2歳未満の子どもへの市販薬使用を禁じており、必ず医師の診察を受けるよう指示しています。2歳以上で使用できる市販薬例としては、ロビトゥシン、スーダフェド、タイレノールなどがあります。

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