悲嘆の6段階モデルとその対処法
1960年代、スイスの精神科医エリザベス・クブラー=ロスは、末期患者や喪失体験をした人々が共通してたどる6つの段階を明らかにしました。この「悲嘆の段階」は、愛する人やペットの死、離婚、災害など、さまざまな喪失に対しても当てはまります。
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ショック(衝撃)
突然の診断や大切な人の死、離婚など、衝撃的な出来事を知った瞬間は、現実を受け入れられず混乱し、何をすべきか分からなくなります。
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否認(否定)
「自分に起こるはずがない」「間違いだ」と事実を否定しようとします。目を背けることで一時的に苦痛を回避しようとする防衛反応です。
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怒り
現実を受け入れ始めると、無力感やコントロールできないことへの苛立ちが表面化します。怒りは他者に向けられることもありますが、根本的には自分の失われたコントロール感への反応です。
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取引(交渉)
「もし○○すれば、状況が変わるかもしれない」と、神や相手に対して取引を試みます。宗教的でなくても、何らかの条件で救いを求める心理が働きます。
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悲嘆(抑うつ)
深い悲しみや絶望感に苛まれ、うつ状態に陥ることがあります。感情の起伏が激しくなることも。専門家のカウンセリングやサポートを受けることが重要です。人それぞれのペースで悲嘆が進むため、他人と比較しないようにしましょう。
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受容
最終的に現実を受け入れ、今を生きることができるようになります。末期患者は残された時間を有意義に過ごす準備を整え、日常生活の整理や大切な人との関係を再確認します。
