うつ病の症状緩和に役立つ食材の買いだめ方法

はじめに

うつ病は日常生活のさまざまな活動を困難にします。疲労感や絶望感、悲しみ、涙が止まらないといった症状が、最もシンプルなタスクさえも重く感じさせます。食事が不規則になりがちで、栄養不足や体重減少に陥ることも少なくありません。実は、特定の食材はうつ症状の緩和に効果があるとされています。ここでは、うつ状態のときに備えて自宅にストックしておきたい食材と、上手に買いだめするコツをご紹介します。

うつ症状を和らげる食材と具体的な対策

  1. 1. オメガ‑3 脂肪酸を含む食品を選ぶ

    米国精神医学会が発表した研究によると、1日1g の魚油を摂取した被験者は、うつや双極性障害の症状が約50%改善されたと報告されています。オメガ‑3 は不眠や不安、悲しみ、性機能障害の軽減にも役立ちます。サプリメントだけでなく、くるみ、サーモン、ツナ、枝豆、ハリバット、エビ、亜麻仁などの食品からも摂取しましょう。

  2. 2. 全粒穀物の炭水化物を増やす

    デンマーク・ロスキレのサン・ハンス病院臨床薬理学部門の研究者は、炭水化物摂取がセロトニン生成を促し、幸福感を高めることを示しています。ただし、チップスや砂糖菓子のような精製炭水化物は血糖の急上昇・急降下を招き、体重増加や健康リスクにつながります。玄米、全粒小麦パン、全粒パスタ、オートミールなど、ゆっくりと血糖に吸収される食品を選び、血糖スパイクを防ぎましょう。

  3. 3. トリプトファンを多く含む食材を取り入れる

    トリプトファンはセロトニンの前駆体となる必須アミノ酸です。セロトニンは脳に「落ち着き」や「安定感」の信号を送ります。七面鳥だけでなく、鶏肉、赤身肉、ツナ、ラム肉、ハリバット、エビ、サーモン、豆類(大豆など)にも豊富に含まれています。炭水化物と組み合わせると、トリプトファンの吸収が高まりやすくなります。

  4. 4. 血糖の急落を招く食品を避ける

    血糖が急激に下がると、倦怠感・不安・イライラ・うつ症状が悪化します。1日数回に分けて小さめの食事をとり、野菜・果物・低脂肪乳製品・脂肪の少ないたんぱく質・全粒穀物を中心に摂りましょう。砂糖、精製小麦粉、カフェイン、トランス脂肪を多く含む加工食品は控えるのがベストです。食物繊維は血糖の上昇を緩やかにし、急落を防ぎます。どうしても甘いものが欲しいときは、全粒パンにピーナッツバターを塗る、玄米に甘めの中華ソースをかけるなど、繊維質と組み合わせて摂取してください。

  5. 5. 買い物リストと食事プランを作成する

    うつ状態では意思決定が疲れやすくなります。1週間分の献立を紙に書き出し、必要な材料をリスト化しましょう。週に1回、まとめて料理を作り、個別に冷凍保存すると、毎日の調理負担が軽減されます。保存料が多い加工冷凍食品は避け、自然な食材を中心に選びます。通勤や外出時には、ピーナッツ、トレイルミックス、全粒クラッカーなど、車やバッグに入れやすいスナックを持ち歩くと便利です。1日3食+2回の間食で血糖を安定させることを目指しましょう。

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