閉経期のうつ病に対する自然療法

閉経期は女性の体に変化が起こり、ホルモンだけでなく感情も不安定になります。更年期の症状(ホットフラッシュ、気分の揺れ、うつ)は月経が終わる10年前から始まることがあります。多くの女性は、更年期が近づくと月経前症候群(PMS)の症状が制御できなくなり、うつ状態になると感じます。しかし、うつは「普通」のものではなく、真剣に対処すべき症状です。

うつの定義

更年期におけるうつの症状は、臨床的うつと同様です。WebMDによると、以下のような症状が2週間以上続くことが基準です。

  • ほぼ毎日、ほとんど一日中にわたって抑うつ感や絶望感がある
  • 普段楽しんでいた活動への興味・関心が失われる
  • 睡眠障害(不眠または過眠)
  • 集中力の低下、倦怠感

これらの症状は、ビタミン欠乏や甲状腺機能障害が原因であることもあるため、まずは医療機関での評価が必要です。

治療法

医師はホルモンバランスを整えるために低用量の経口避妊薬を、気分安定のために抗うつ薬を処方することがありますが、副作用が懸念されます。そこで、自然由来のハーブや栄養素を活用した対策も検討できます。

  • セントジョンズワート(ハイペリカム・ペルフォラタム):Science Dailyで報告された研究などで、うつ症状の緩和効果が示唆されています。液体、錠剤、ティーなど様々な形で入手可能です。ただし、授乳中の使用は避け、めまい・口渇・吐き気などの副作用があります。パッケージの用法を守り、最低6週間は継続して効果を確認してください。
  • サムエ(S-アデノシルメチオニン、SAMe):更年期うつに有効とされ、健康食品店で入手できますが、便秘を引き起こすことがあります。
  • ビタミンB群:ストレスによる身体的影響を緩和します。特に葉酸(ビタミンB9)とビタミンB6が有効です。
  • オメガ‑3 脂肪酸(魚油):うつ症状の改善に寄与します。サーモンやサバなどの青魚を食事に取り入れるか、サプリメントで補うと良いでしょう。

食事以外の治療法

ヨガ、適度な運動、日記を書くことも効果的です。特に、1日30分の有酸素運動はうつ症状の軽減に役立ちます。日光を浴びながらの散歩は、セロトニンの産生を促し、二重の気分向上効果があります。

注意点

うつ症状が悪化したり、自殺念慮がある場合は、すぐに信頼できる友人や医療機関に相談してください。

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