季節性うつ病(SAD)は、主に秋から冬にかけて日照時間が短くなることで発症しやすくなるうつ状態です。太陽光の不足が体内リズムやセロトニンの分泌に影響し、エネルギー低下や気分の落ち込みをもたらします。

エネルギー低下と過眠

季節性うつ病の初期症状として、やる気やエネルギーが著しく減少し、倦怠感が強くなります。特に秋から初冬にかけて、睡眠時間が増え、昼寝も頻繁になりますが、余分な睡眠は逆に疲労感を増すことがあります。

社会的引きこもりと不安

不安感や神経過敏が伴い、人との交流を避けたくなる傾向があります。社交的な場面を嫌がり、友人や家族との接触を減らすことで、孤立が深まります。

食欲変化と体重増加

炭水化物への欲求が強くなり、食事の回数や量が増えることがあります。その結果、体重が増加しやすくなります。

集中力低下

思考が散漫になり、仕事や学業、日常生活での集中が困難になります。注意力の低下は、パフォーマンスの低下につながります。

春になると症状が軽減

冬が終わり春になると、日照時間が伸びるため上記の症状は徐々に緩和されます。この季節性の変化は、他のうつ病と区別するポイントです。