大学生に見られるうつ病のサインと症状

高校から大学へ進学すると、 新しい人間関係や環境、街に慣れる必要があります。 これらの変化は学生にとって大きなストレスとなり、 うつ病を引き起こすことがあります。 うつ病は長期間にわたる悲しみや無気力感が続く脳の障害とされ、 米国国立衛生研究所によれば、 約2000万人がうつ病に悩んでいると推定されています。 大学ではうつ病は決して珍しいものではなく、 学生や教職員がそのサインを見逃さないことが重要です。

睡眠パターンの変化

うつ状態になると、寝付きが悪くなったり、 夜中に何度も目が覚めたりします。 逆に、12時間以上眠っても疲労感が取れないこともあります。 不眠や過眠はどちらも典型的な兆候です。

食欲の変化

食べ過ぎる、あるいはほとんど食べなくなるといった極端な食行動が見られます。 ストレス解消のために過食する学生もいれば、食事を全く取らなくなる学生もいます。

興味・関心の喪失

以前楽しんでいた趣味や活動への関心が薄れます。 心理学者は、新しい活動に挑戦させることでこの感覚を緩和できると勧めています。

イライラ感の増大

経済的・対人関係的・学業的なプレッシャーが重なると、些細なことでもイライラしやすくなります。 特に、状況が良好でも常にイライラしている場合は注意が必要です。

集中力の低下

課題が山積みになると、やる気が出ず、勉強を始めるのが困難になります。 うつ病の学生は、開始すらできず、始めても集中が続きません。

慢性的な疲労感

十分な睡眠をとっても、体が重く感じ、日常の小さなタスクさえも大きな負担に思えます。

自己価値感の低下

自分を価値のない存在と感じ、 周囲の友人や家族も同じように思っていると誤解します。

引きこもり傾向

友人との交流を避け、一人で過ごす時間が増えます。 予定をキャンセルしたり、言い訳をして外出しなくなることもあります。

授業への出席拒否

うつ状態になると、 教授やクラスメートとの関わりを避け、授業に出席しなくなります。 成績優秀な学生でも同様の変化が見られることがあります。

自殺念慮

多くのうつ病学生は、一度は自殺を考えることがあります。 「自分がいなくなった方が世界は楽になる」などの思考が現れますが、すべての学生が実行に移すわけではありません。

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