双極性障害(躁うつ病)に効果的なハーブ

カヴァ(Kava Kava)— 不眠に効果的な可能性

カヴァは南太平洋の儀式的飲料として知られ、胡椒科に属する植物です。軽い鎮静作用があり、唇のしびれを伴うことがあります。躁うつ病患者の中には、睡眠障害や不安の緩和に有効と感じる人もいます。ただし、鎮静作用のため運転や危険機械の操作は避け、肝機能障害のリスクがあるため、肝臓に問題がある人は特に医師と相談してください。

バレリアン(Valerian)— 軽度の鎮静で睡眠と過剰思考をサポート

バレリアンはヨーロッパ・アジア原産の多年草で、根が薬用に利用されます。2世紀に不眠治療として処方され、16世紀には神経過敏や頭痛にも用いられました。躁うつ病患者は、バレリアンの根をお茶、錠剤、またはチンキで摂取することで、睡眠改善や思考の過剰走行を和らげられることがあります。

スカルキャップ(Skullcap)— 不安緩和と睡眠促進

スカルキャップは北米原産の多年草で、ミント科に属します。かつては「狂犬草」と呼ばれ、鎮静効果が狂犬病の治療に役立つと信じられていました。躁うつ病患者は、不安や緊張を軽減し、睡眠を助けるために粉末、ティー、エキスとして使用します。抗痙攣作用や摂食障害、トゥレット症候群への効果が報告されています。

セントジョンズワート(St. John’s Wort)— 軽度うつ症状の緩和

セントジョンズワートは北米・ヨーロッパに自生する黄色い花の植物です。中等度以上のうつ病には効果が不十分とする研究結果がありますが、軽度のうつ症状に対しては6週間以上の継続使用で改善が期待できます。お茶、カプセル、エキスで市販されています。

セントジョンズワート使用時の注意点

セントジョンズワートは一部の処方薬(経口避妊薬、抗うつ薬、抗凝固薬など)の血中濃度を低下させる可能性があります。また、双極性障害の患者では、躁状態や軽躁状態を悪化させるリスクもあるため、必ず医師に相談の上で使用してください。

※ハーブはあくまで補助的なサプリメントです。診断・治療は必ず専門医と相談し、自己判断で薬を中止したり増量したりしないでください。

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