才能ある学生とうつ病

リスク要因

  • 批判やいじめを受ける才能ある学生は、感情的困難に陥りやすいとされています(『Misdiagnosis and Dual Diagnoses of Gifted Children and Adults』)。創造的で感受性が高い若者は自殺企図のリスクも高まります(『A Parent's Guide to Gifted Children』)。

症状

  • うつ状態の才能ある学生は、孤独感や完璧主義的な思考を示すことがあります。女子は引きこもりがちになり、男子は怒りやフラストレーションとして感情を表すことが多いです。自己罰や自己批判もうつの一症状です。

原因

  • 同年代の仲間からの疎外感(「オタク」や「ヲタク」呼び)や、過大な期待に応えられない失望感が原因となります。自己課す完璧主義や外部からのプレッシャー、トラウマや喪失への過敏さ、学習面で挑戦が得られない普通教室への無力感などが挙げられます(James T. Webb, Ph.D., SENG)。

実存的うつ

  • 才能ある学生特有のうつとして、実存的うつがあります。成人のミッドライフクライシスに似て、人生の意味や自分の存在意義に疑問を抱くことが特徴です。社会問題への高い感受性と、大人が問題解決に動かないことへの無力感が背景にあります。

支援方法

  • Webb博士は、成人が才能ある学生の不安や悩みを真摯に受け止め、共感することが重要と述べています。孤独感を和らげるために、社会的課題を支援する団体や創造性を伸ばすクラブなど、学生が居場所を見つけられるグループへの参加を促すと効果的です。

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