うつ病のライフサイクル

重要性

うつ病が慢性疾患であり、時間とともに悪化することを認識すると、治療への動機付けが高まります。DSM‑IVによれば、再発性大うつ病と診断された患者は、サイクルの初期段階で寛解期間が長く、後期になるほど回復期間が短くなる傾向があります。

診断・識別

うつエピソードの識別には、体重・食欲・睡眠の変動、仕事や学業での機能低下、人間関係の乱れ、他者からの撤退、以前楽しんでいた活動への興味喪失などの症状を確認します。エピソードが繰り返されることで、症状は周期的・再発的になります。

特徴

診断では、気分症状が単発か再発性かを評価します。再発エピソードのサイクルは個人差が大きく、エピソードが集中的に現れることもあれば、数年の間隔を置いて現れることもあります。時間が経つにつれ、頻度や持続期間が増えることもあります。

留意点

うつ病はいつでも発症し得ますが、DSM‑IVでは発症年齢の平均は若年成人期とされています。再発性大うつ病のサイクルは、否定的な思考が持続し、悲観的な世界観や憂鬱感を助長することで進行します。

治療法

治療には認知行動療法の実施や、抗うつ薬などの薬物療法が含まれます。症状のコントロールと再発予防を目的とします。

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