子ども向けうつ病ガイド
SAMHSA(米国保健福祉省)の全国精神保健情報センターによると、10人に1人の子ども・思春期が重度の情緒障害に影響を受けています。うつ病の正しい知識を子どもに伝えることは、症状やリスクを早期に把握し、適切な支援へつなげるために重要です。
大うつ病(重度うつ)
大うつ病は、子どもや思春期の間に現れることのある精神・感情・行動の障害です。薬物乱用、学業不振、最悪の場合は自殺に至ることもあります。
うつ病のサイン
- 持続的な悲しみや理由の分からない泣き
- イライラや無気力、絶望感
- 衝動的な行動や不平不満の爆発、敵意
- 食欲や睡眠パターンの乱れ
リスク要因
家族にうつ病の既往がある場合(特に親が若年でうつ病を経験している場合)、子どもがうつ病を発症するリスクが高まります。
治療法
子ども・思春期のうつ病には、主に対話を中心とした心理療法が用いられます。家庭・学校・地域での機能向上を目指すアプローチです。
薬物療法について
フルオキセチン(プロザック)やパキシル(パロキセチン)などの抗うつ薬が処方されることがありますが、子どもへの投与は副作用に注意し、慎重に管理する必要があります。
うつ病は早期発見と適切な支援が鍵です。子ども自身や保護者、教育関係者が情報を共有し、必要なサポートを受けられる環境を整えましょう。
