学生のうつ病を支えるための戦略
2009年の調査によると、学生、特に大学生におけるうつ病の発症率は急増し、現在では「流行」とまで言われています。ハーバード大学の精神科医リチャード・カディソン氏によれば、24歳未満の学生5人に1人が重度のうつ病と診断されるそうです。また、ミシガン大学うつ病センターのジョン・グレデン博士は、うつ病の発症は15歳から19歳でピークに達し、大学生の約15%が何らかのうつ状態に苦しんでいると推定しています。
うつ病に対抗するための戦略
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基本的な対処法
ストレスは日常生活の一部であり、誰もが「道に迷う」瞬間があります。過度に圧倒されると感じたら、専門家に相談し、サポートグループに参加して現状を客観的に理解しましょう。違法薬物やアルコールで問題を逃れようとするのは逆効果で、むしろストレスと鬱症状を悪化させます。過食・過度の断食といった摂食行動も心身への罰となります。最も効果的なのは、過去に執着せず未来に目を向け続けることです。
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対処戦略の重要性
フリーデンバーグとルイスの研究によれば、前向きな対処法を習慣化した学生は自己効力感が高まり、学業成績も向上します。重要なのは、ポジティブな対処法を学ぶだけでなく、問題を無視したり過度に心配したり、他者を避ける、自己責任を過度に背負う、薬物使用などの破壊的行動といった不適応的対処法を見極めて回避することです。
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マインドセットの影響
固定的なマインドセット(固定観念)を持つ学生は、挫折や失敗に囚われやすく、うつ症状が深刻化しやすいとされています。一方、成長志向のマインドセットを持つ学生は、失敗を学びの機会と捉え、柔軟に自己を伸ばすことができるため、うつ状態から抜け出しやすいです。キャロル・ドゥエックの『Mindset――成功の新心理学』でも、"マインドセットは単なる信念であり、変えることができる" と述べられています。
