日光と光源が気分に与える影響

明るい光の曝露は気分を改善すると米国精神医学会は指摘しています。特に冬季に日照時間が減少することで脳内の化学バランスが崩れ、うつ症状を引き起こす季節性情動障害(SAD)に悩む人が多く見られます。SADはメラトニンという睡眠ホルモンの分泌増加とも関連しており、長い冬の夜にメラトニンが過剰に生成されることが一因と考えられています。

SAD治療

  • プリンストン神学校は、いわゆる「ハッピーライトバルブ」の使用を推奨しています。60Wまたは100Wの昼光色(デイライト)バルブを使用することで、冬季のブルーな気分を和らげる効果が期待できます。季節に関係なく気分が低下しやすい方も、昼光色バルブの光に当たることで脳内化学物質が変化し、気分改善につながる可能性があります。

光療法

  • 昼光色バルブだけで効果が見られない場合は、光療法ボックスの利用を検討してください。光療法は、昼間に近い強い光を放つボックスの前に座ることで行います。一般的にSAD患者は秋に治療を開始し、春まで継続します。うつ全般に対して光療法を用いる場合は、医師と相談しながら適切な開始時期と使用時間を決めましょう。光療法は脳内の幸福感に関わる化学物質の分泌を調整するとメイヨークリニックは説明しています。ほとんどの光ボックスは有害な紫外線を除去していますが、使用前に必ず医師と確認してください。光ボックスはオンラインや一部ドラッグストアで購入可能です。

使用タイミング

  • 昼光色バルブは朝または昼間に使用するのが最適です。夕方以降に人工的な昼光を浴びると、睡眠リズムが乱れ、入眠が困難になることがあります。職場や自宅のデスクに昼光色バルブを設置し、医師と相談しながら適切な曝露時間(例:30分~1時間)を設定してください。

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