うつ病の典型的な症状

症状

  • 日常の活動への興味・関心が失われる
  • 悲しみや無力感が続く
  • 絶望感や価値がないと感じる
  • 理由もなく涙が出ることがある
  • 睡眠障害(不眠または過眠)
  • 意思決定が困難になる
  • 意図しない体重増減
  • イライラや落ち着きのなさ、疲労感
  • 性欲の低下
  • 説明できない身体的な痛みや不調
  • 自殺念慮や自殺行動

タイプ

  • ジストミア(軽度うつ)…長期間にわたり軽いうつ状態が続く。
  • 双極性うつ(躁うつ病)…極端な高揚と抑うつが交互に現れる。
  • 非定型うつ…女性に多く、うつとパニック発作が交互に起こる。
  • 精神病性うつ…幻覚や妄想を伴う。
  • 産後うつ…新生児を持つ母親の約10%が経験し、重度で長期化することがある。

治療法

うつ病は適切な治療で改善可能です。基本的な治療は抗うつ薬と心理療法の併用です。診断とうつのタイプに応じて最適な薬剤や療法を選択します。

一般的な薬剤

  • 三環系抗うつ薬:アミトリプチリン(商品名エラビル、エンデップ)
  • モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI):イソカルボキサイド(商品名マープラン)
  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI):フルオキセチン(プロザック)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ゾロフト)
  • その他:マプロチリン、トラゾドン(デシレル)、ブプロピオン(ウェルブトリン)

注意喚起

米国食品医薬品局(FDA)は、すべての抗うつ薬に「ブラックボックス警告」を付与しています。これは、子どもや若年成人において自殺念慮・行動のリスクが高まる可能性があることを警告するものです。副作用としてうつ症状の悪化、睡眠障害、興奮、社会的引きこもりなどが報告されています。

うつ病 - 関連記事