重度うつ病に効く代替治療法
重度うつ病(大うつ病性障害)は、米国で年間約1500万人が罹患する深刻な疾患です。通常の悲しみや不安とは異なり、数週間から数か月にわたり症状が続き、日常生活に大きな支障を来します。標準的な治療は抗うつ薬と心理療法ですが、ハーブやサプリメントを用いた自宅でできる代替療法も有効とされています。
SAM-e(サムイー)
米国メリーランド大学医学センターによると、SAM-eは処方薬よりも速くうつ症状を軽減する可能性があります。体内に自然に存在するこの化合物は、ドーパミンとセロトニンの濃度を上げ、気分を安定させます。推奨摂取量は1日1回、1,600 mg(「サミー」と発音)です。
オメガ3脂肪酸
オメガ3は多価不飽和脂肪酸で、メイヨークリニックの研究では重度うつ病の症状緩和に効果があるとされています。特に魚油は抗うつ薬と併用すると相乗効果が期待でき、単独の薬よりも高い効果が報告されています。サーモン、マグロ、サバ、貝類、亜麻仁、ソイビーン、クルミなどに豊富に含まれます。1日あたり3〜9 gの魚油摂取が目安です。
イチョウ葉(ギンコウ・ビロバ)
メリーランド大学医学センターのデータによると、イチョウ葉エキスはうつ症状の改善に役立ちます。脳内のセロトニンを増加させ、幸福感を高めるほか、脳血流を促進し記憶力向上にも寄与します。標準化抽出物が最も効果的で、1日3回、40〜80 mgの摂取が推奨されています。
