うつ病を診断するためのテスト
事実
うつ病の診断に用いられる様々なメンタルヘルススクリーニングテストがあります。多くは精神科医、臨床心理士、ソーシャルワーカーなどの専門家が実施します。診断だけでなく、うつの重症度や原因を測定するものもあります。電話インタビューを活用する専門家もいれば、症状や診断基準だけで判断する人もいます。
考慮すべき点
診断テストは多数ありますが、特に信頼性が高いのは2問式の質問票です。①過去1か月で「落ち込み、絶望感」を感じたか、②「興味や喜びが減少した」かを尋ねます。この2つの回答と他のスクリーニング手法を組み合わせることで、うつ病の多くのケースを高精度に検出できます。
種類
代表的なテストには以下があります。
- ベックうつ病自己評価尺度(BDI)― 21項目の選択式テストで、うつ症状の重症度を測定。
- ズング自己評価尺度― 短時間でうつのレベルを評価できる。
- ネドリー健康リスク評価― 長めのテストですが、うつの重症度に加え、原因となりうる主要因も明らかにします。
利点
早期にうつ病と診断されれば、速やかに専門家の治療を受け回復に向かいやすくなります。初期の警告サインに気付くことで、症状が深刻化する前に対処できます。簡便でプライバシーが保たれるテストは、匿名かつ定量的なフィードバックを提供し、さらなる支援を求めるかどうかの判断材料となります。
注意点
うつ病は特に自殺念慮がある場合、非常に危険です。自殺念慮を抱えている場合は、直ちに資格のある専門家に相談してください。
