10代のうつ病:知っておくべき事実
思春期は心身の変化が激しく、感情が不安定になりやすいため、うつ病のサインを見つけにくいことがあります。診断が遅れると、薬物乱用や自殺念慮・自殺行動に至るリスクが高まりますが、適切な治療で回復は可能です。
うつ病の主な症状
- 制御できない深い悲しみや虚無感
- 以前楽しんでいた活動への興味喪失
- 集中力の低下
- 死や自殺についての考えが頻繁に浮かぶ
見逃しがちなサイン
- 家族や友人との関わりが減少し、孤立する
- 身だしなみや清潔感の低下
- 睡眠時間の増減、食欲の変化(食べ過ぎまたは食べなさすぎ)
- 学校への出席率低下や成績不振
- アルコールや薬物への依存が見られる
治療法
- 抗うつ薬(医師の管理下で使用)
- 心理療法(個別カウンセリング、家族療法)
リスク要因
- 家族に薬物乱用や精神疾患の既往がある場合
- 親しい人の死別、離婚・別居などの家庭内ストレス
- 学業や対人関係でのプレッシャー
注意点・警告
米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、抗うつ薬の使用は治療開始後数か月間、特に副作用や症状の悪化がないか頻繁に評価すべきです。新たな症状や既存の症状が強くなる場合は、速やかに医師に相談してください。
