ミルタザピンの副作用と注意点
ミルタザピンは、うつ病(大うつ病性障害)の治療に用いられる抗うつ薬です。ジェネリック薬として、またブランド名のレメロン、ジスピン、アヴァンザでも販売されており、テトラサイクリック系抗うつ薬に分類されます。様々な副作用が報告されています。
最も頻度の高い副作用
- 眠気(臨床試験では半数以上の患者で報告)。このため、就寝前に服用することが一般的ですが、眠気が続くと使用を中止するケースもあります。
その他の一般的な副作用
- 口渇
- 食欲増進・体重増加
- 血中コレステロール・中性脂肪の上昇
- 便秘
- めまい・倦怠感
まれな副作用(1〜5%)
- 異常な夢や思考、混乱
- 発熱・寒気
- 体液貯留
- 頻尿
- 筋肉痛・腰痛
- 震え・振戦
注意喚起(ブラックボックス警告)
米国食品医薬品局(FDA)は、ミルタザピンの添付文書にブラックボックス警告を義務付けています。18歳未満の子どもや思春期の患者における自殺念慮・自殺行動のリスク増加が指摘されており、18歳未満への適応は認められていません。
薬物相互作用
ミルタザピンは以下の薬剤と相互作用する可能性があります。
- アルコール
- 抗不安薬
- 抗ヒスタミン薬
- 降圧薬
- モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)
- 麻薬性鎮痛薬
- 鎮静剤
- その他の抗うつ薬
