エスシタロプラムとは何か?

エスシタロプラムは、ブランド名レキサプロ(Lexapro)で広く知られ、うつ病や全般性不安障害の治療に使用される選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。シタロプラムから開発されたエナンチオマーで、選択性が高く副作用が比較的少ないとされています。

歴史

エスシタロプラムはデンマークの製薬会社ルンドベックが、米国のパートナーであるフォレスト・ラボラトリーズと共同で研究・製造しました。シタロプラムをベースに1997年に開発が開始され、2002年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を得ました。

使用方法

エスシタロプラムはセロトニントランスポーターの働きを阻害し、脳内のセロトニンが長時間活性化された状態を保ちます。これにより、うつや不安の症状緩和が期待されます。処方薬であり、医師の指導のもとで服用してください。

識別情報

レキサプロは5mg、10mg、20mgの丸型白錠で、表面に「FL」(Forest Laboratories)と用量が刻印されています。10mg・20mg錠は割線があります。また、ペパーミント風味の経口液体製剤も提供されています。エスシタロプラムはレキサプロのほか、シプラレックス、セロプレックス、セロプレクサなどの名称でも販売されています。

副作用

主な副作用は吐き気や眠気です。その他、口渇、めまい、食欲増進、鼻水・くしゃみ、発汗、便秘・下痢、胃痛や胸やけなどが報告されています。性欲低下や性的刺激の困難もあり、離脱症状としてめまい、イライラ、発汗、吐き気、混乱、めまい感などが現れることがあります。これらの症状が出た場合は速やかに医師に相談してください。

注意点

抗うつ薬使用中は特に24歳未満の若年者で自殺念慮や自殺行動のリスクが高まります。MAO阻害薬との併用は禁忌です。服用中のすべての薬(処方薬・市販薬)を医師に伝える必要があります。特に抗凝固薬(アスピリンなど)、鎮痛薬、他の抗うつ薬、睡眠薬、鎮静剤は注意が必要です。シタロプラムとエスシタロプラムは類似しているため同時服用は避けてください。セントジョンズワートやトリプトファンの摂取も影響を及ぼす可能性があります。

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