うつ病の薬を安全にやめる方法
概要
多くのうつ病治療薬は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。これらはシナプス内のセロトニン濃度が十分に上がるまでに数週間の装填期間が必要です。薬をやめる際は、重篤な離脱症状を避けるため、必ず医師の指導のもと慎重に行う必要があります。
必要なもの
- サポートしてくれる家族や友人
- 気分や体調を記録するジャーナル
- 担当の精神科医または心理薬理学者
手順
医師と相談する
薬を中止したい理由を医師に伝えましょう。性欲低下などの副作用が原因であれば、薬の変更だけで改善できることがあります。
具体的な計画を立てる
SSRIごとに体内での半減期が異なり、半減期が短いほど離脱症状が強く出やすくなります。自分が服用している薬に合わせた減量スケジュールを医師と作成してください。
徐々に減量する
医師の指示通りに用量を減らします。2週間で終える人もいれば、1か月以上かける人もいます。焦って急激に減らすことは避けましょう。
ジャーナルをつける
離脱過程での気分や体調の変化を記録し、症状の推移を把握します。
生活に余裕を持たせる
離脱初期に症状が悪化した場合に備えて、仕事や予定を調整できる時間を確保しておきましょう。セロトニンは身体の多くのシステムに関与しているため、風邪様の倦怠感や吐き気、睡眠障害などが現れることがあります。
緊急時はすぐに医師へ連絡
自殺念慮や痙攣などの重篤な症状が出た場合は、直ちに医師に相談してください。まれに重篤な症状が現れることがあります。
離脱後も観察を続ける
初期症状が収まっても、数週間は体調変化に注意しましょう。薬の離脱は時間をかけて観察することが安全です。
