血糖値の測定と管理方法
糖尿病は膵臓がインスリンを十分に分泌できないことで血糖が上昇する疾患群です。診断や日常管理には血糖値を正確に測定することが不可欠です。本稿では、医療機関で受ける検査と、自己測定の具体的な手順を紹介します。
必要なもの
- 血液サンプル
- 注射針
- バンド
- 消毒剤
- 絆創膏
- グルコース含有液体
- ランセット
- 血糖計
- 記録帳(ログブック)
- テストストリップ
検査・自己測定の手順
医師の診察を受け、HbA1c(糖化ヘモグロビン)検査を受けます。過去2〜3か月の平均血糖を示し、6.5%以上で糖尿病と診断されます。
妊娠中やヘモグロビン異常がある場合は、ランダム血糖検査が行われます。食事の有無にかかわらず測定し、200 mg/dL以上で糖尿病が疑われます。
空腹時血糖検査では、検査前8時間は何も食べず飲まずに過ごします。126 mg/dL以上で糖尿病または前糖尿病と判定されます。
経口ブドウ糖負荷試験(糖負荷試験)では、検査前8時間の絶食後にブドウ糖溶液を飲み、1〜2時間後に血糖を測定します。200 mg/dL以上で糖尿病と診断されます。
糖尿病と診断された場合は、医師の指示に従い1日から週に4回程度血糖を自己測定します。血糖計にテストストリップを挿入し、ランセットで指先から血液を採取して測定し、結果をログブックに記録します。
