NPHからランタスへの切り替え方法

NPHからランタスへの切り替え

2型糖尿病では血糖コントロールが不十分だと重篤な合併症を招く恐れがあります。インスリン療法は多くの患者さんにとって必須で、NPHインスリンとランタス(インスリングラルジン)は代表的な選択肢です。

なぜ切り替えるのか

ランタスは1日1回の持続的な基礎インスリンとして、NPHのようにピークが生じにくく、低血糖リスクを抑えながら安定した血糖値を維持できます。

切り替えのステップ

  1. ランタスの投与開始(IVまたは皮下):最初の投与はNPHを継続しつつ行い、インスリンが急激に減少しないよう最低2時間の重複投与を確保します。
  2. 基礎投与量の設定:IV投与が20時間以上持続したら、皮下投与に移行します。開始量は以下の通りです。
    • インスリン未使用者:10単位/日
    • 1日1回NPH使用者:1単位/日
    • 1日2回NPH使用者:NPH総量の0.8倍
  3. 経口血糖降下薬の併用:メトホルミンなどのOADを加え、空腹時血糖を安定させ、低血糖を防止します。

切り替え期間中は、最初の48時間は4〜6時間ごとに血糖測定を行い、その後は就寝前と空腹時に測定します。血糖トレンドに応じてランタスの投与量を2〜4単位ずつ調整してください。

個別の投与調整や安全管理については、糖尿病教育士や内分泌専門医に相談することが重要です。

詳しい情報はランタス公式サイトをご参照ください。

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