尿中ケトン測定の手順
概要
ケトンは脂肪が十分に分解されないときに生成される副産物です。糖尿病患者で糖尿病性ケトアシドーシス(吐き気、嘔吐、腹痛など)の疑いがある場合は血液検査が必要ですが、日常的にケトンの有無を確認したいときは尿検査が手軽です。以下に、試験紙を用いた尿中ケトン測定の手順を示します。
測定手順
試験紙に付属する取扱説明書をよく読み、メーカーの指示に従ってください。試験紙は化学処理されており、尿に浸すと色が変化します。
清潔な容器で尿を採取します。無菌である必要はありませんが、毛髪や月経血、便などが混入しないようできるだけ清潔に保ちます。
ボトルから試験紙を1枚取り出し、尿に浸したらすぐに取り出します。余分な尿は軽く叩き落とし、試験紙は水平に保ち、約15秒待ちます。
尿と反応した試験紙の色を、ボトル側面にあるカラーチャートと比較します。血液検査に比べ精度は低いものの、低炭水化物や高タンパク質食を実践している方、妊娠中の一時的な妊娠糖尿病の方などが自宅で手軽にチェックできます。
測定結果については、必ず担当医の指示に従ってください。
