自己限定性大腸炎とは?
可能性のある原因
自己限定性大腸炎は、感染性病原体が原因で起こることがあります。代表的な細菌は以下の通りです。
- カンピロバクター・ジェジュナリ(Campylobacter jejuni)
- サルモネラ(Salmonella)
- シゲラ(Shigella)
- エルシニア(Yersinia)
また、寄生虫感染でも同様の炎症が起こります。
原因不明の場合
約半数の自己限定性大腸炎は細菌が検出されず、ウイルス感染が関与していると考えられます。
自己限定性大腸炎の症状
主な症状は次のとおりです。
- 腹痛
- 下痢
- 食欲不振
- 倦怠感
- 痙攣感・腹部膨満感
- 排便の切迫感
多くは感染が治癒すれば症状も改善します。
診断のための検査
医師は病歴聴取と身体検査に加えて、以下の検査を実施します。
- 便培養、便の卵・寄生虫検査
- 血液検査(CBC、電解質)
- 大腸鏡検査(必要に応じて)
検査結果に基づき、炎症が自己限定性か慢性かを判断します。
大腸鏡検査のポイント
柔軟なチューブを用いた大腸鏡検査では、粘膜の生検や直接観察が可能です。自己限定性大腸炎では炎症が粘膜の上部・中層に限局していることが特徴です。
