放射線性大腸炎の治療法
放射線性大腸炎は、がん治療などで行われる放射線療法が原因で大腸に炎症が起こる状態です。下痢や腹痛・痙攣といった症状が頻繁に現れますが、適切な薬物・食事管理、必要に応じた手術で症状を大幅に軽減できます。
薬物療法
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放射線治療中および治療後に症状が続く場合は、医師の指示に従い薬を使用します。主な薬剤は、下痢止めのロモチル(Lomotil)、ペプトビスモル(Pepto‑Bismol)、イモジウムA‑D(Imodium A‑D)などです。痛みが強い場合は鎮痛剤やステロイド系の軟膏を併用すると、炎症や不快感が和らぎます。症状が治療終了後も残る場合は、さらに1〜2週間薬を継続することが推奨されます。
食事管理
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食事を見直すことで薬の用量を減らすことも可能です。低脂肪・低繊維で、生の果物や野菜を避けた食事が基本となります。具体的には、乳製品、全粒粉パン、ナッツ類、種子類は控え、揚げ物や脂っこい料理も避けましょう。肉はグリル・ブロイラー・オーブンで調理し、カフェインやアルコールは利尿作用で炎症を悪化させるため除去します。消化をゆっくりさせるためにナツメグを少量加えると効果的です。食事は小分けにし、胃腸への負担を軽減します。おすすめの食品は、アップルソース、バナナ、白パン、ゆで卵、加熱した野菜などです。
外科的治療
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薬や食事療法で症状が改善しない場合、外科的介入が検討されます。代表的な手術は「結腸切除(colon resection)」と「全結腸切除(colectomy)」です。結腸切除では、炎症が広がった結腸部分を切除し、健康な残りの部分を再接続して大腸の通過経路を作ります。一方、全結腸切除はまれなケースで、結腸全体を除去し、小腸を肛門または腹部に作った開口部に接続します。手術は専門医と十分に相談した上で、リスクと効果を比較検討してください。
