鼓腸(ガス過剰)の主な原因は何ですか?
鼓腸は、食物の消化過程で生じるガスが腸内にたまり、放出される状態です。主に二酸化炭素、酸素、窒素、水素が含まれますが、悪臭は硫化水素などの硫黄化合物が原因です。
鼓腸を引き起こす要因
空気の飲み込みと摂取
食事中や会話、飲み物を飲む際に口から空気を飲み込みやすく、体内で代謝される空気はほとんどが使われますが、一部は消化管に残ります。この残存空気が腸内でガスとして蓄積し、鼓腸となります。
食物の不完全消化
酵素不足や特定の炭水化物(デンプンや糖類)が十分に分解されないと、未消化の食物が大腸へ届き、腸内細菌によって発酵されガスが大量に生成されます。
食品不耐症
乳製品に含まれる乳糖やその他の糖類に対する不耐症は、部分的な分解にとどまり、腸内でガスを発生させる代表的な原因です。
合成・人工添加物
甘味料のマンニトールやソルビトールなど、糖質ゼロ製品に使用される添加物は腸内で発酵しやすく、ガス産生を促進します。
その他の原因
抗生物質の過剰使用や炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)、便秘なども鼓腸を悪化させる要因とされています。
