腸の規則的な動きをサポートする家庭でできる対策
腸の規則性について
個人差はあるが、1日数回から2〜3日ごとに1回まで様々。3日以上排便がないと便秘とみなされる。原因は水分不足、低繊維・精製食品中心の食事、運動不足、疾患や薬の副作用など。特に女性や妊娠中に多く、放置すると腸閉塞や痔のリスクがある。
キッチンでできる対策
食物繊維を増やす
全粒穀物のパン・シリアル・パスタを選び、白い小麦粉製品は避ける。ブロッコリー、キャベツ、葉野菜は生または軽く蒸すと繊維が残る。豆類(キドニービーンズ、ピント豆、エンドウ)やナッツ(アーモンド、カシューナッツ、ペカン)も豊富。マンゴー、パパイヤ、イチジク、プルーンなどの果物、皮ごと食べるリンゴや梨、ベリーやブドウの種も繊維源。
急性便秘への即効対策
糖分やペクチンを含む食品で腸を刺激する。子どもの場合、温かい水1杯に黒糖シロップやモラセス大さじ2を混ぜて飲む。オリーブオイルとジュースを半々で混ぜると潤滑効果。フェンネルシード、亜麻仁、サイリウムを水に浸して自家製下剤として利用できる。
薬箱にある対策
急性便秘には、市販の下剤に含まれるミネラルオイルを大さじ1〜2、単独または他の液体と一緒に摂取して腸を潤滑する。エプソム塩(硫酸マグネシウム)は水に溶かして塩水下剤として使用できる。ただし、慢性的に使用するとビタミン・ミネラル欠乏や電解質バランスの乱れを招くため注意。
生活習慣の改善
定期的な運動は腸の蠕動を促し、排便に必要な筋力をサポートする。十分な水分摂取も必須で、特に食物繊維サプリを使用する場合は水分が不可欠。公共の場所で排便を躊躇しないことも重要。腸内に便が長く留まると水分が吸収され、硬く乾いた便になりやすく、腸閉塞のリスクが高まる。体が排便のサインを出したら、できるだけ早くトイレに行くことが大切。
