回虫(ピンワーム)の自宅治療と予防
回虫(ピンワーム)は小児に多く見られる腸内寄生虫です。約0.6cm(約1/4インチ)ほどの長さの虫が腸内に住み、メスは夜間に肛門付近に卵を産みます。主な症状は肛門や膣のかゆみ、不眠、消化不良などです。軽度の感染では症状が出ないこともあります。
診断
- 回虫の診断は通常医師が行います。虫は体外ではほとんど見えないため、医師は透明なテープを肛門に貼り付けて卵を採取し、顕微鏡で確認します。メスは毎晩卵を産むわけではないので、1回の検査だけでは不十分な場合があります。
治療
- 処方薬や市販薬(例:アルベンザ、Pin‑X)で治療できます。薬によっては消化器系の副作用があることや、完全に駆除するために複数回の投薬が必要になることがあります。副作用については医師に相談してください。
- 軽度の感染は衛生管理で自然に対処できることもあります。回虫のライフサイクルは3〜8週間です。感染者が手洗いを徹底し、肛門部を掻かないようにし、寝具や衣類を洗濯すれば、卵が消化管に入って孵化する機会は減ります。
予防
- 治療中・治療後は衣類や寝具を十分に洗濯し、残っている卵を除去します。卵は数週間生存できるため、床や家具の埃と混ざっていることもあるので、徹底的に掃除してください。
- 排便後は必ず手を洗い、爪は短く清潔に保ちます。
