1. 便秘

    便秘自体は糞便閉塞のサインではありませんが、座ることや立つことが困難になるほどの重度の便秘は糞便閉塞の可能性があります。閉塞が進行すると、手動での排便や強力な浣腸が必要になることがあります。

  2. 下痢

    糞便閉塞が起きると、硬く乾いた便の周囲に液状の便がたまり、下痢様の症状が現れます。液状便は下痢のように見えますが、同時に硬直した便が直腸内に深く引き込まれている感覚もあります。

  3. 口臭

    腸内で便が硬化すると、細菌が増殖し、悪臭のガスが発生します。そのガスが胃や肛門から排出されると、強い口臭が生じます。市販の胃ガス用薬を過剰に使用すると、便秘が悪化することがあります。

  4. 痙攣(腹痛)

    排便間の痙攣や下部消化管の膨満感は、腸閉塞のサインです。痙攣を感じたら排便を試み、5分間様子を見ます。5分経っても排便できない場合は、浣腸や坐剤などの速効性下剤を使用してください。

  5. 膨満感(腹部膨張)

    直腸内の便が硬化すると、消化管が膨らみ、体重が増えたように感じたり、妊娠したかのように見えることがあります。膨満感と排便困難が続く場合は、食事内容を見直し、便秘解消を図りましょう。

  6. 満腹感

    通常の排便後でも満腹感が残る場合、消化管上部で便が硬化している可能性があります。無理に力むと痔核が悪化し、さらに激しい痛みを伴うことがあります。