鼓膜穿孔と航空機搭乗時の対策
鼓膜に穴が開く(鼓膜穿孔)とは、鼓膜に裂傷や孔ができる状態です。潜水時の圧力上昇や、飛行機搭乗時の気圧低下が主な原因で、激しい耳の痛みや難聴を引き起こすことがあります。
症状と診断
- 激しい耳の痛み
- めまい
- 聴力の低下や喪失
- 耳鳴り(ブンブン、クリック音)
- 血液や液体の排出
医師は耳鏡(オトスコープ)で鼓膜内を観察し、穿孔の有無を確認します。
治療法
- 多くの場合、自然治癒が期待でき、数週間で穴は閉じます。
- 自然に治らない場合は、紙パッチや血小板リッチプラズマを用いて穴を封鎖します。
- それでも改善しないときは、鼓膜形成術(ティンパノプラスティ)という外科手術で皮膚移植を行います。
予防と対策
- 搭乗・離陸時に耳栓を使用する、またはガムを噛んで嚥下運動を促す。
- 鼻をつまんで息を止めながら鼻を軽く吹く(バルサルバ法)で耳管を開く。
- 風邪やアレルギーで鼻詰まりがある場合は、可能な限り飛行を避ける。
飛行機搭乗前に耳の状態をチェックし、適切な対策を取ることで、鼓膜穿孔や耳の痛みを予防できます。
