ドライアイを改善するためのヒント

市販薬による対策

  • 軽度のドライアイには、人工涙液の点眼薬が手軽に潤いと鎮静をもたらします。コンタクトレンズを使用していない場合は、薬局で購入できる点眼薬を試してみてください。

    重度の場合は、就寝中に乾燥を防ぐための市販の軟膏を夜間に使用すると効果的です。

    コンタクトレンズ使用者は、レンズ用のリウエッティング点眼薬で装着感を改善できますが、人工涙液ほど赤みを抑える効果は期待できません(コンタクト装着中は使用不可)。

その他の対策

  • 点眼薬だけに頼らず、眼鏡に切り替えることでコンタクトレンズが奪う自然涙の量を減らし、潤いを保てます。

    十分な水分補給(1日8〜10杯)や、長時間のパソコン作業時に定期的に目を休ませることも重要です。加湿器を使用すれば、室内の湿度を上げて乾燥を防げます。

涙の生成を助けるサプリメント

  • 亜麻仁油などの栄養補助食品は、涙膜の層の厚さと質を向上させることが報告されています。錠剤または液体で、用法・用量を守って使用してください。

    オメガ3脂肪酸(青魚、強化ミルク、卵などに含まれる)は抗炎症作用があり、涙の質を改善します。

重度ドライアイへの医療的アプローチ

  • 市販薬で効果が得られない場合、眼科医がシミルテストで涙の分泌量を測定します。分泌量が著しく低い場合は、炎症を抑えるステロイド点眼薬が処方されることがあります。

    処方薬の一例として、シクロスポリンを含むFDA認可の「Restasis」点眼薬があります。慢性ドライアイの治療に用いられ、炎症を軽減しながら涙の分泌を促します。

    まばたきが不完全で涙が十分に広がらない場合、眼瞼形成術でまぶたを整形し、潤いを保ちやすくすることがあります。眼科医は眼形成外科専門医への紹介を検討します。

    涙が適切に排出されない場合は、一時的な涙点閉鎖(プラグ)を行います。溶解性プラグを下瞼に装着し、涙が目に留まる時間を延長します。効果が確認できれば、永久的なプラグに切り替えることも可能です。

    さらに永久的な方法として、熱凝固術(サーマルカテーテル)があります。局所麻酔下で熱いワイヤーを用いて涙道を閉鎖し、涙が目表面に長く留まるようにします。

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