ダイエットと痛風:予防と対策のポイント
プリンは多くの食品に含まれる成分で、体内で分解されて尿酸になります。過剰なプリン摂取により尿酸が腎臓で十分に排出できず、血中に蓄積します。血中の尿酸が関節に結晶化すると、激しい痛みと炎症を伴う痛風が発症します。食事中のプリンを抑えることは、痛風予防の基本です。
痛風とは
痛風は関節リウマチの一種で、突然の激しい痛みと腫れが特徴です。主に足の親指の関節に起こりますが、膝、足首、手首、手指などでも発症します。未治療の場合、痛みは5~10日間続き、徐々に軽減します。
リスク要因
痛風は40歳以上の男性に多く見られますが、閉経後の女性でも発症リスクが高まります。家族歴、プリンを多く含む食事、腎機能低下が主な要因です。また、高血圧、糖尿病、高コレステロールも痛風リスクを上げます。
主な食品中のプリン源
プリンは高たんぱく食品に多く含まれます。特に多いのは赤身肉、レバーなどの内臓肉、鶏肉、ビール、野生の狩猟肉、イワシ・ニシン・サーディン・マカレルなどの青魚です。中程度のプリン含有食品は、一般的な魚介類(淡水魚・海水魚、甲殻類、ウナギ)、卵、肉ベースのスープです。さらに、カリフラワー、アスパラガス、キノコ、オートミール、全粒粉のパンやシリアルにも少量のプリンが含まれます。
痛風予防の食事
炭水化物中心で、脂質とたんぱく質を控えめにした食事が効果的です。白米や精製された小麦粉のパン・シリアル、ナッツ、ピーナッツバター、低脂肪チーズ、フルーツジュース、ゼラチン、炭酸飲料、プリン含有量が低い野菜を積極的に摂りましょう。プリンが多い食品は避け、適度な量に抑えることが重要です。
生活習慣の改善
1日あたりのたんぱく質は、脂肪の少ない肉、鶏肉、魚を合わせて6オンス(約170 g)以下に抑えます。十分な水分摂取(1日2リットル以上)で尿中の尿酸濃度を薄め、排泄を促進します。アルコールは尿酸の排泄を妨げるため、できるだけ控えましょう。
代替療法とサプリメント
コーヒーや濃い色の果物は血中尿酸を下げる可能性があります。ビタミンCは適量であれば尿酸低下に寄与しますが、過剰摂取は逆効果になることがあります。臨床的エビデンスは限られているため、代替療法を試す際は必ず医師に相談してください。
