痛風に効果的な食事とは?
痛風は血中の尿酸濃度が上昇し、関節周囲に鋭い結晶が沈着して炎症と激しい痛みを引き起こす疾患です。過度の飲酒、低用量アスピリンやチアジド系利尿薬の使用、糖尿病・高血圧・高コレステロールなどの基礎疾患、家族歴がリスクとなります。食事の工夫で尿酸値をコントロールし、痛みや炎症を和らげることが可能です。
高プリン食品の摂取を控える
- プリン体は尿酸の元になるため、過剰摂取は避けましょう。赤身肉やレバーなどの臓物は特に注意し、魚介類はニシン、サバ、アンチョビなど高プリンのものを減らします。
- 豆類(レンズ豆、乾燥豆)、オートミール、アスパラガス、キノコ、ほうれん草、エンドウ、カリフラワーなども摂取量を制限します。
- ビールやアルコールは尿酸の排泄を妨げるため、飲酒は控えめに。
十分な水分補給
- 水分は尿中や血液中の尿酸を薄め、体外へ排出しやすくします。1日あたり最低でも8杯(約2リットル)の水を飲むことを目安に。
- 低プリン飲料としては、コーヒー、紅茶、ココア、牛乳、さくらんぼジュース、トマトジュース、炭酸飲料などが適しています。
低プリン食品を積極的に摂る
- 低脂肪乳製品は尿酸の排泄を助けるので、ヨーグルトやスキムミルクを取り入れましょう。
- 炭水化物は全粒穀物、シリアル、果物、パスタ、米、全粒パンなど、食物繊維が豊富なものを選びます。
- 野菜はセロリ、トマト、ブロッコリー、キャベツ、ケール、赤パプリカ、ジャガイモ、緑葉野菜などが良いです。
- 卵、オリーブ、チョコレート(カカオ含有量の高いもの)も適量であれば問題ありません。
ケルセチンとセロリシードの活用
- ケルセチンは抗炎症作用があり、ブロッコリー、ベリー類、玉ねぎ、トマト、赤ブドウに多く含まれます。積極的に摂取すると痛みの緩和が期待できます。
- セロリシードエキスは炎症を抑え、尿酸値を低下させる効果が報告されています。サプリメントやスムージーに加えてみましょう。
専門家の見解
- 米国医師会は、痛風患者は炭水化物中心でタンパク質は全エネルギーの約15%に抑えることを推奨しています。タンパク源は1日あたり6オンス(約170g)までの赤身肉、鶏肉、豆腐や大豆製品が目安です。
- 脂質は総エネルギーの30%以下にし、オメガ3系脂肪酸を含む亜麻仁、ナッツ、種子類を適量取り入れましょう。
