固定電話によるトランス・テレフォニックモニタリング

心臓機能が弱った患者は、ペースメーカーを埋め込んでもらい、定期的に医師の監視が必要です。診察室へ足を運ぶ代わりに、患者は電話番号にダイヤルし、特別なパッドをペースメーカーに当てるだけで情報を遠隔のコンピュータへ送信できます。この方法は「トランス・テレフォニックモニタリング」と呼ばれます。

固定電話の使用条件

必ずコード付きの固定電話(有線電話)を使用してください。携帯電話やコードレス電話は帯域幅が大きく、ペースメーカーの動作や情報伝送に支障をきたす恐れがあります。パッドは受話器のクレードルに置き、ペースメーカーに近づけて測定します。

低帯域幅の固定電話が最適

多くのペースメーカーは低出力パルスを発し、低帯域幅の電話回線を通じて受信側へ送信します。AT&T、Cortelco、ITT、Nokia の固定電話が特に相性が良いとされています。初回送信前に回線の帯域幅を確認し、医療機関に適合性を問い合わせましょう。ビジネス用のマルチライン電話は帯域が広すぎるため、家庭用の低帯域幅固定電話の使用が推奨されます。

携帯電話との相性

米国で一般的に使用されている携帯電話は出力が 3 ワット未満で、ほとんどのペースメーカーに影響を与えません。ただし、まれに干渉の可能性がある機種もあるため、トランス・テレフォニックモニタリングには使用しない方が安全です。日常的に携帯電話を使用することは問題ありませんが、ペースメーカーの近く(特に左胸ポケット)に置くのは避けてください。