うっ血性心不全患者のための食事ガイド

塩分の管理

食事中の塩分を減らすことで血圧を下げ、体内の水分保持を抑えられます。水分保持は心臓に余計な負担をかけ、足や脚のむくみの原因となります。うっ血性心不全の方は、1日の塩分摂取目安を2,000 mg以下に設定しましょう。

減塩調味料(低塩の食塩)でも、塩分以外の成分が含まれています。味を確保しようと使用量が増えると、逆に塩分が多くなることがあります。また、カリウムが多く含まれるものは腎機能に問題がある人には危険です。ハーブ、スパイス、酢、レモン汁で味付けすることをおすすめします。

缶詰はナトリウムが多く含まれがちです。1食あたり350 mg以下のものを選び、追加の塩分が入っていないか確認しましょう。

注意すべき食品

塩分が比較的少ない食品例:

  • 鶏肉、魚類
  • 牛乳、ヨーグルト、卵
  • ご飯、パスタ

調理時に塩が加えられていないか確認してください。

一方、以下の調味料や加工食品はナトリウムが多く隠れています。

  • ケチャップ、マスタード、醤油、ステーキソース
  • グレイビー、スープ、チーズ、ベーコン、ソーセージ、ホットドッグなどの加工肉

外食時は「醤油」「オ・ジュ」「ピクルス」などの表記に注意し、塩分が多い可能性があることを覚えておきましょう。

その他の対策

減塩に加えて、次の生活習慣も心不全の管理に役立ちます。

  • 適正体重の維持と脂質の摂取制限
  • 適度な有酸素運動で心筋を強化(医師の指導のもと)
  • ストレス軽減:瞑想、呼吸法、短時間の昼寝など

就寝時に息苦しさを感じる場合は、枕で頭部を約45度上げると呼吸が楽になることがあります。食事・運動・市販薬の使用については必ず主治医に相談してください。

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